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12 2020

勉強は大事。でも、大学生活は ほかの何かがあるともっと楽しい!

経済学部2部経済学科4年 大山 時生 北海道静内高校出身

「勉強漬けだった」という1年次を終えた時、何か楽しいこともしないと!と思い立った大山さん。
足を踏み入れた演劇の世界で他人の人生を生きるという得難い経験をして、大学生活は充実度がぐんと増したそうです。

1年次。アルバイト後、夕方に授業が始まるまで勉強の毎日

高校で地元の財政状況が厳しいと教わった時、経済に関する知識がなかったので、その理由がまったく分からなかったんです。それを先生に話したら、理解するためにと経済学部を勧められて。学費の負担が少ない2部というのは決めていたので、学部はそれをきっかけに選びました。
1年次は朝から昼までスーパーでアルバイトをして、終わってから授業が始まるまで暇だな、どうしようか…。で、勉強しようと思ったんです。14時頃から大学のフリースペースで予習をしたり、教科書を読み込んで分からないところを図書館で調べたり。勉強方法がよく分からなかったんですが、自分で思いつくことはできる限りやりました。それで単位をほぼフルに取って、2年次も継続したら3年次には余裕ができて。最初に頑張っておいて良かったです。

2〜3年次。演劇研究会で演じることの難しさと面白さを経験

2年次に演劇研究会へ入りました。1年次が終わった春休みに1年間を振り返ってみると、確かに勉強はしたけれど、あとはなんにもしてないなと思ったんです。せっかく大学に来たんだから、何か楽しいことをしたいよな、と(笑)。そんな時にレンタルDVDで映画を見たら、その演技がめちゃめちゃ面白くて。それまでまったく興味はなかったのに、自分も演技をしてみたい、役者をやってみたいと思いました。
それで、演劇研究会に2年次からでもできますかと聞いたら、全然大丈夫!ってことで入りました。ド素人から始めたので、ひたすら台本を読んで、どういう感情で動くんだろうというところから考えて。初めはうまくできなかったけれど、自信がつく経験を舞台で重ねて、役の世界観に入ると本番も恥ずかしさを全然感じないほどに。自分ではない他人になれる、他人の人生を生きることができるのがすごく面白かったですね。演劇を通して、いろいろな人や価値観に触れることもできました。

就活。入学時は思いもしなかったシステムエンジニアに内定

システムエンジニアとして、就職が内定しています。3年次に就職活動を始めた時は、まだ業界も絞っていなかったんですが、インターンシップや就活関係のガイダンスなどに積極的に参加して準備はしていました。システムエンジニアのプログラミングを体験できるアプリをやってみたらすごく面白くて興味が湧き、調べていくうちにエンジニアとして就職したいと思うようになったんです。
内定先は文系出身も大歓迎と言ってくれて、入社前研修などもあって一から細かく教えてくれるところなので、安心して決められました。今、思う大学へ来て一番大きな収穫は、4年間の時間をつくれたこと。いろいろ考えられたし、経験できたし、視野も広がった。その結果、理系の仕事に就くとは思ってもいませんでした。

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