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12 2020

目標は都市開発に携わる技術者。 射撃で培ったメンタルも生かせるかな。

工学部社会環境工学科3年 和泉 佑奈 北海道札幌西高校出身

都市開発に携わる技術者を目指す和泉さん。ライフル射撃部では全国大会に出場するなど活躍中!
競技により打ち込むためにも、授業や課題、アルバイトなど日々の時間を有効に活用しようと強く意識しているそうです。

上下水道や交通系の授業、実習もモチベーションが上がる!

高校は理系コースで物理を選択したので、それを生かせる技術職を考える中で、父から技術職の公務員には水道や土木などの道があると聞きました。もともと街の運営や都市計画に興味があったため、社会環境工学科へ進むことに。授業を受けて、私はやはり上下水道や交通系が面白いなと感じています。
3年次前期の測量実習も楽しかったですね。新型コロナウイルスの影響でオンライン授業が多かったんですが、実習では大学に来て、将来的に自分が触れるかもしれないモノに触れられてモチベーションも違ったし、ああ勉強してる!みたいな(笑)。友達にも会えて、課題の分からないところを教えあったり、何げない話をしたり。これまでは意識していませんでしたが、一緒にいるからできることだなと、大学という場に来られるありがたみを感じました。

ライフル射撃部に所属。私にはプラスになることばかりです

射撃は大学に入ってから始めました。それまで運動経験はなく、体育も苦手で。ただ、父が部のOBで、私が小学生の頃までは競技を続けていたので身近ではあったんです。入部するつもりはなかったんですが、見学だけしてみようと行ったら入っちゃってました。エアーライフルで10m先の的を狙って得点を競う種目で、大会に出たのは2年次春から。
部の誰よりもやったと自信を持って言えるぐらい練習をして、その年に全国大会に出場できました。淡々と同じことを繰り返す継続力や忍耐強さが射撃には必要です。自分にしか分からない感覚なので、自己分析力は上がった気がします。たとえ得点が変わらなくても、高い集中力を保って最後までできたとか、良かったところ・悪かったところを自分で納得できるのがすごくいい。社会経験や人との交流も増え、射撃を始めて私にはプラスになることばかりです。大学で始める人がほとんどですから、ぜひやってみてほしい。スポーツとしての魅力を知ってもらいたいです。

女性技術者として長く働きやすい職場をしっかり見極めたい

遠征費などを含めて部活の費用はアルバイト代と貯金で賄っていますから、アルバイトは欠かせません。ただ、学生生活の負担にならない範囲でと考えてスーパーでレジのアルバイトをしています。もちろん勉強も練習もあるので、時間を有効に活用しようという意識が強く、実際に上手に使えるようになったとも思います。
3年次の夏休みには、建設コンサルタント会社のインターンシップに参加しました。これからOB訪問なども含めて、できるだけ違うタイプの企業を訪問して自分の目で見てみようと思っています。民間企業だけでなく公務員も視野に入れて、公務員講座も受講中です。いずれにしろ都市開発に携われる分野で、自分に合って長く働きやすい職場を選びたいなと思っています。

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