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19 2020

夢も自分も、どんどん変わる。 現在、着々と成長中。まだまだできる。

経営学部1部経営学科2年 佐藤 大河 北海道岩見沢東高校出身

先生のアドバイスで、起業家になることから
「地元の市長になる!」
に目標が変わったという佐藤さん。
勉強への取り組みや、自ら立ち上げた学生団体の活動など、
すべての経験が将来の大きな目標につながると信じて奮闘
しています。

行政の中から、地域を変えていくのも面白い

入学前の目標は起業でした。僕の地元、美唄市は農業が盛んな地域なので、食や農業、観光などの分野で起業できたらと考えて。それで企業組織やマーケティングに関する知識を身につけようと経営学科へ進んだのですが、ある授業の中で、将来について先生と話す機会があり、そこから目標ががらりと変わりました。「大好きな北海道に地元企業として頑張ることで貢献したい」という僕に、先生は「企業の力も大きいけれど、行政の中から変える、盛り上げていく方法もある」と、別のアプローチがあることを教えてくれました。それまで公務員のことはまったく考えていなかったんですが、なるほど、それも面白いかもしれないと思うようになって。以来、どうせなら地域行政の舵取り役であるトップ、市長を目指そうと、大きな目標を掲げることになりました。

社会人にとって大切な思考力、要約力が鍛えられる

ゼミは、僕の視野を広げてくれた内藤先生のもとで。学生一人ひとりの個性や将来の夢を尊重し、それぞれ自由なテーマで研究活動をさせてくれるので選びました。僕は「地域の活性化」や「地方創生」をテーマとして、新聞や経済誌の記事を読み、それを要約したり、レポートにまとめるなどしています。
ゼミではそうしたものをもとに30秒内でスピーチする機会もあります。短時間で濃密な内容を発表するには、伝えたいことは何かを明確にし、そのために必要な要素を整理し、矛盾がないか多様な視点から検証した上で、分かりやすい表現にかみ砕かなければなりません。社会人にとって大切なことを鍛えられている実感があります。

現場でしか分からないことを、もっともっと知りたい 

この学園大の先生たちは頑張ろうとする学生に対し、すごく一生懸命に応援してくれると感じています。経営学部では、経営者や行政の方々とお話しする機会を多く設けてくださったりして、何かに挑戦したいと考える学生にはうってつけの環境です。僕は、そうした方々とのつながりから、1年次の夏休みにニセコのスーパーでインターンとして店長の仕事に同行させていただきつつ、近隣の農業の現状などを聞き込んできました。生産者の売り上げに関する悩みや、流通の効率化の課題など、現場でしか分からないことがあることも知りました。
もっといろんな現場を知りたくなって、2年次の4月に仲間と一緒に大学生の今を考える団体を立ち上げました。まずは就活のことや将来の働き方を考えるため、東京で働く社会人を講師に招いてオンラインイベントを開催するなど、さまざまな勉強会を通じて多くの学生と意見交換したいと思い準備中です。団体の名前は「novice(ノービス」。未熟者という意味です。裏返せばこれからまだまだ成長していける、伸び代があるのが、僕ら大学生だと思っています。

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