チャレンジすることが、 成長のきっかけになってくれる。
議員インターンシップにチャレンジしたことで学生生活がガラリと変化したという國友さん。「もともと人前に出るのが苦手」だったのが、現在はNPO法人の北海道支部代表として「人のために何かしたい」。自身でも大きな成長を実感しているようです。
法律を知ることで、大切なものを守りたい。
法学部に進んだのは、将来のために法律のことを学んでおきたいと思ったから。いつか仕事や家族など大切な人を守る知恵にもなるのではないかと。2部を選んだのは学費の面が第一で、調べたら2部でも1部と変わらない勉強ができると知って。民法や会社法など、より暮らしに近い場面に関する法律に興味があります。特に現役司法書士でもある先生の「実践民法」は、訴訟や調停の実例を交え、かみ砕いて法解釈などを示してくださるので、法律が本当に身近にあることを実感できて興味深いです。ゼミでは会社法を掘り下げています。民間企業への就職を希望しているので、必ず生きてくるはずと、毎回集中して取り組んでいます。
思い切って挑戦した議員インターンシップ。
3年次になる直前の春休み、若者と政治を結ぶNPO法人の活動をたまたま知って関心を持ち、そこで募集していた議員インターンシップに参加しました。議員の仕事を間近で見られる機会なんてなかなかないですよね。チャンスがあるならやってみたいと、挑戦したんです。2カ月間に合計100時間、北海道議会の議員の方に付いて回り、議会を傍聴したり、イベント運営をお手伝いしたり、地域と地域に住む方々への熱い思いも伺いました。仕事に対する誠実な姿勢や、周りへの気遣い、社会人としての礼節なども学ばせていただきました。とにかく一番圧倒されたのは行動力のすごさ。そうした体験の場があることを多くの学生に知らせたいと思うようになり、後日、そのNPO法人のスタッフに志願し、現在は北海道支部の代表を務めています。僕は、もともとは人前で話すのが苦手なタイプでしたが、そんな自分も変えられたと感じています。代表として言葉で人を動かす難しさを理解しながらも、人のために何かをしたいという意識が高まっていて、我ながら成長できているのかなと。
まずは目の前のことを徹底的に。
インターンシップをきっかけに、大学生活にも積極的に向き合うようになりました。それまでは、どちらかというと何事も受け身な姿勢でしたが、今は常に目標を持ち、それを達成するためにはどうすればいいかを考えながら行動するようになりました。こうした貴重な経験ができているのも、そもそもはこの大学に入学したから。残りの大学生活でも、目の前のことに真摯に取り組みながら、一方で新しいことにチャレンジしつつ、その先にあるはずの自分が進むべき道を見つけ出したいと考えています。
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