#国際交流【韓国】 留学で手に入れた「自信」は、 これからを切り開いていく力に。
大学に入学し、一般教育科目の一つとして「なんとなく」ぐらいの気持ちで選んだという「韓国・朝鮮語」の授業。それをきっかけに、皆川さんは韓国に興味を持つようになっていったといいます。約 1 年間の留学生活を通して、韓国語の能力とともに、これからの人生の糧になる「自信」を手に入れることができました。
コロナ禍でも実のある留学生活。
「韓国・朝鮮語」の授業を受けてみると、どんどん魅力を感じるようになりました。隣国なので日本と似ている文化がありながら、ちょっと違うところもすごく興味深かったですし、ハングルは日本語とはまったく形が違うのに発音が似ていたりするのも面白くて。もっと勉強したいと思い、2年次には3週間の夏期海外研修に参加しました。その時、韓国の人や文化に触れた経験があまりにも楽しくて、もっと長期で留学したいと思うようになったんです。今回の留学は、コロナ禍にも関わらずせっかく行けることになったのだから、実のあるものにしようと意識して過ごしました。授業はリモート中心でしたが、自室だけではなく時々は学内のカフェで友達と一緒に受けたり、できるだけ楽しく過ごせる方法を常に探していました。韓国の友達もすごく協力してくれて、コロナ対策をしながらドライブに連れて行ってくれたり、ほかの友達を紹介してくれたり。みんな快く接してくれて、本当に感謝しています。韓国の友達が手伝ってくれたから、楽しい留学生活にできたと思っています。
韓国語のレベルが上がった瞬間。
現地で韓国語を聞いていると、使い方がよく分からなかった単語を具体的にどう使うのかが分かったり、実力は明らかに上がりました。ある日突然、韓国語が聞き取れるようになった時は驚きました。友達と話していて、「あ!全部分かる!」みたいな初めての感覚になって笑。どんどん実力が伸びていくのがすごく楽しくて、留学しなければそこにはたどり着けなかったと思います。留学中は、言葉が足りなければ勘違いされる可能性もありますし、よく分からないからとおじけづいて話さないのはもったいないので、拙い韓国語でも相手にちゃんと自分の気持ちを伝える努力をしていました。それが、日本語で話す時にも出るようで、留学中にいろいろな人と話した経験も加わって、会話のスキルが少し上がった気がします。帰国後、話し方が変わったと親に褒められて初めて気付いたのですが、そこも成長できたところかもしれません。
きっと大丈夫、そう思える。
韓国留学を振り返ると、本当に行って良かったとつくづく感じます。もし行かずにそのまま卒業していたら、何か物足りない大学生活になっていたんじゃないかと思うんです。大学ではこれをやったと胸を張って言えるようなことをつくりたかったのも、留学を決めた理由の一つだったのですが、まさにそう言える経験になりました。家族から離れて外国で約1年間生活したことで、積極性が養われましたし、自分に自信がつきました。だから今は、たとえ大変なことがあったとしてもきっと大丈夫、なんとかなると思えます。コロナ禍でもこうして留学できたのは、大学のプログラムとしての支援があったから。留学中の様子を家族に連絡して安心させてくれたり、いろいろなサポートをしてくれたことに感謝しています。今はなかなか難しいですが、状況はやがて変わっていくと思うので、仕事でもプライベートでも、大好きな韓国とずっと関わっていければと考えています。そのためにも、せっかく身につけた韓国語の能力を維持していけるように、韓国の友達に電話をしたり、ドラマや本などでもできるだけ韓国語に触れる努力を続けています。
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