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29 2022

経営と心理学を絡めて学ぶのが、面白い。 将来はスポーツに関わる起業も視野に。

経営学部1部経営学科2年 吉村 太良 北海道岩見沢西高校出身

高校では野球に情熱を傾けてきたという吉村さんですが、「テレビで経済情報番組を見るのも好き」で、大学では「企業の仕組みやビジネスを学ぼう」と経営学部へ。将来、スポーツに関する起業も視野に入れながら勉強に励んでいます。

心理学の視点から探る、経営学。

テレビで見た経済情報番組がきっかけで、経営学に興味を持ちました。いつか自分でも、子どもの頃からやってきた野球とか、スポーツに関わる起業ができたら楽しいだろうなと考えるようになったんです。
学園大の経営学部は心理学の講義が充実していて、心理学の視点から経営を深掘りできることにも惹かれました。高校時代は、心理学が経営に影響を与えるなんて考えたこともなかったので、興味がさらに広がりました。

心理学をもっと深く学びたいと思い、2年次から進藤先生のゼミに入りました。今は人間の創造性について実験しています。例えば、レンガの用途についていろんなアイデアを出すとして、事前に絵を描くことでひらめきが増すかどうかを検証するんです。さまざまな対象物をいろんな角度から見て絵を描いていくんですが、その作業がより創造的なアイデアを出すことにつながるのではないかと。まだどんな結果が出るかわからない段階ですが、結果によっては商品開発などに役立つデータがとれるかもしれません。
ゼミのほかに、特に面白いと感じているのが「特別講義」です。講師はさまざまな企業の経営者。生き生きとした言葉、逞しいビジョン、リアルなビジネスに触れることで、もっと知りたいと意欲が湧いてきます。

つながりを意識すると、学びが深まる。

時間割は、自分の興味・関心を重視して科目を選び構成しています。自分が好きで選んだ科目だから、ちゃんとやろうという責任感が出て、集中力も維持できます。それと、科目同士のつながりもある程度意識するようにしています。ひとつの知識をほかの科目で役立てられたら、どちらも理解が深まるんじゃないかと考えて。「この勉強はあの科目の勉強につながるかもしれない」なんて思いを巡らせたりしています。勉強の成果を身近に感じることもあります。以前、コンビニでアルバイトをしていたのですが、お客さんがカゴを持つか持たないかで買物量の差を推測できるなど、経営学や心理学の目線を意識することで気付くことがあり、働くこと、学ぶことが一層楽しくなりました。この先、3年次、4年次と、さらに専門性を深める科目に出会えると思うと、楽しみは増すばかり。まだまだ知りたいことがたくさんありますから。

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