03
31 2022

授業も部活もアルバイトも 自分が選んだやり方で。

法学部2部法律学科2年 中川 美風 北海道札幌英藍高校出身

公務員を将来の視野に入れて、法学部を志望した中川さん。1部の約半額の授業料で、ほぼ同じ内容の講義を受けられることに魅力を感じ、2部を選んで学んでいます。1日の中で授業、部活、アルバイトのバランスをうまく取り、自分で時間を調整できる2部ならではのメリットを活用しています。

時間の使い方は自分次第。

法学部に進学したのは、将来は公務員になれればと高校生の頃から思っていたことが大きな理由です。公務員の中にもいろいろな職種があるので、そこについても大学で学びながら情報を集め、自分に合うものを探していこうと考えて入学しました。今、いいなと思っているのは裁判所関係の仕事。法律学科で学ぶうちに、裁判に興味を持つようになりました。そもそも公務員として知っておくべき法律を幅広く学ぶことができていますから、一般行政の分野を目指しても知識を生かせると思いますし、さまざまな選択肢の中から方向性を考えていくつもりです。
2部を選んだのは、学費の面でのメリットが大きかったからです。1部の約半額の授業料で、ほぼ同じ内容の講義を受けられるというのは大きな魅力だと思います。高校までは土曜は休みだったので、大学生になって月曜から土曜まで週6日間、毎日2コマずつの授業はきついなと最初は思いました(笑)。でも、1カ月もたつと新しい生活スタイルに慣れることができました。
今は、アルバイトに行ってから大学の体育館で部活、その後に授業というリズムが定着しました。自由に使える時間が日中にあるので、自分で時間を調整して、希望する形の大学生活を過ごせることも、2部の良さだと感じます。

バスケ部は楽しい!

中学生の時に始めたバスケットボールを、大学でも続けようと入学前から決めていました。所属しているバスケットボール部は1・2部混合ですが、部員は圧倒的に1部が多いんです。ですから、練習時間をみんなと合わせられるのか少し心配もしましたが、アルバイト先が融通を利かせてくれるので、予定を調整して参加できています。
部の活動も、新型コロナウイルスの影響を大きく受けてきました。それでも、状況を見ながらみんなで練習ができるようになってきましたし、大会や練習試合なども再開されています。試合の予定があると、そこに向けてみんなのモチベーションが上がっていきます。副キャプテンとして部を引っ張っていく立場なので、率先して練習に励まなければと思っていますし、個性豊かなメンバーをどうまとめていったらいいかもいつも考えながら活動に取り組んでいます。1部リーグ昇格に向かって、日々の練習を頑張ることがチームの目標でもあるので、そこを徹底していきたいです。

多くの部やサークルでは、新入生に履修科目の選び方をアドバイスするのが恒例になっています。でも、僕たちの時はコロナ禍で先輩たちと直接会うことはできず、SNSなどを参考にしました。だからこそ僕たちは先輩として、状況が許せば、授業の内容や時間割の組み方のコツなどを直接伝えたり、コミュニケーションを取ったり、1年生のサポートをしたいなとも思っています。
バスケが好きですし、チーム全員で目標に向かっていくやりがいもある。部活は大学生活の中で、自分の大切な時間になっています。

広い視野で就職活動へ。

まだ授業はオンラインが中心ですが、ゼミなどは対面で行われるようになりました。オンラインの場合は、自分の都合に合わせたタイミングで受講できますし、見直すこともできます。僕は、3回分ほどまとめて見直すと内容がつながって頭に入ってきやすいことに気づき、勉強の仕方も自分なりに工夫できる良さを感じています。もちろん対面にも良さがあって、特にゼミではそれぞれの考えを聞けたり、意見を話し合ったりできる面白さを味わえます。所属している岡本直貴先生のゼミは独占禁止法をメインに扱っていて、独占禁止法という名称は知っていても内容や関連する事件については詳しく見たことがなかったので、毎回、新しい知識を吸収できています。ちなみに、ゼミは少人数で話し合う機会が多いので、友達をつくるきっかけになるはず。部活やサークルも、友達づくりにはおすすめです。

公務員を目指す一方で、大学生になってから多くの人と触れ合ようになったことで考えの幅が広がり、民間企業にも目を向けるようになりました。より自分に合う職業を見つけたいという気持ちが強くなり、今は公務員だけではなく、民間企業についても調べ始めています。
いろいろな業種の企業研究をしていて、気になってきたのは小売業関係。アルバイトの経験も生かせる接客や営業に興味が湧いています。まだ2年生ですから、目標を絞り込んでしまわずに視野を広く持って、本格的な就職活動に向けて準備をしていこうと考えています。もちろん、勉強ももっと頑張っていかなければと思っています。

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