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12 2023

大学生活は発想力と行動力次第。 やりたいことは、何でもできる。

経営学部2部経営学科3年 永原 和真 北海道小樽桜陽高校出身

多いときは週5日、アルバイトを終えて講義へ。一人暮らしの生活費は自分持ちの永原さん。学業とアルバイトの両立は簡単ではありませんが、「時間、お金、労働、まさに経営学の要素を実感できていますし、『自立』は僕のアイデンティティにもなっています」。

認定心理士の資格も視野に入れて。

高校生の頃は漠然とですが、地元の役所に勤めて、街の魅力を広める広報の仕事をしたいと考えていました。そのためには流通や組織運営の勉強が役立つだろうと、大学は商学部や経営学部を検討。学園大の経営学部は、心理学系の講義が充実しているところに興味を引かれました。消費者は商品のどういった要素に興味を示し、共感し、行動に結びつけるか。人の心の動きを知りたいと思っていた僕の希望に、当てはまりました。

期待していた通り、心理学の勉強は面白いですね。普段の生活に役に立つことも多くて、例えば友人から何か相談されたとき、心理学の知識をもとに話をすると解決のヒントになったと言ってもらえたり。そういうのがうれしくて、さらに積極的に本を読むなど勉強するようになりました。知るほどに興味が深まっていく手応えがあって、大学で学ぶって、こういうことなのかなと感じています。所定の科目の単位を取得すると、卒業時に認定心理士の資格が得られるので、ぜひ目指したいです。勉強した証しとして残せますし、将来、何らかに役立てられるはずと思っています。
ゼミは1、2年次はオンライン授業が中心でしたが、3年次からは対面で、企業組織について研究しています。当該企業の特性などを踏まえて経営戦略を考えるという内容で、グループ単位で論文を読み込み、それをパワポでまとめて発表し合うというやり方を通じ、分析力、まとめる力、プレゼン能力も鍛えられています。2部だからなのか、学生と先生の距離が近く、ゼミが終わってからも何かあれば気軽に質問できる雰囲気がうれしいですね。先生には勉強以外のことも相談に乗っていただいたり、そうした瞬間も僕にとって大切な時間になっています。

どう過ごすかは、自分次第。

大学に入学してから、自分自身で一番成長したと思えるのは、考える力と行動力が身についたこと。高校でも勉強や学校行事などにそれなりに向き合ってきましたが、すべてに自分発信ではなかったかもしれません。それが、大学に来てみると、自ら行動しなければ勉強は進まないし、行事に参加する機会も生まれない。当然のことですよね。ただ、裏返せば、自分がやりたいことを選んでできる、自ら行動すればどんなことにもチャレンジできる、そう思うようになってから意識が変わりました。
一人暮らしを始め、生活費は親に頼らず、アルバイトの収入でまかなっています。自分の稼ぎで買ったバイクで、休みの日にツーリングに出かけるのが最高の楽しみになっています。

大学進学を考えている高校生に、学園大を一言で紹介するなら、自分のアイデンティティ、自分らしさを見つけられる要素がある大学だということですね。複数の学科があり、夜間の2部もあり、たくさんのサークルがあって、いろんなタイプの学生がいます。僕は『自立』というアイデンティティを見つけ、それを誇らしく思っています。
もともとは公務員を志望していましたが、大学で学ぶ中で、もっと違う道が自分に合っているんじゃないかと考えるようにもなっています。地元の街や人に貢献したいという思いは変わっていませんが、僕は僕なりに、公務員とは別のアプローチの仕方があるかもしれないと。それがどういう方向からなのか、今はまだ何も見えていないですが、学生生活はまだ1年残っていますから、焦らず、しっかり自分に向き合って、進むべき将来を見極めていこうと思っています。

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