03
23 2023

<内定先/北海道職員一般行政> 北海道のために役立ちたい。 その気持ちが合格へのモチベーション。

法学部1部法律学科4年 神保 響太 北海道岩見沢東高校出身

北海道職員を目指して、「人生で一番勉強した」と振り返る神保さん。合格まで走り切ることができたのは、北海道のための政策や事業に取り組みたいという強い気持ちがあったからだといいます。そうした経験を伝える学内の公務員アドバイザーとして、後輩のサポートにも当たっています。

契機は議員インターンシップ。

高校時代から公務員を目指しており、多くの公務員を輩出している学園大を進学先に選びました。公務員の中でも北海道職員を志望したのは、2年次に参加した議員インターンシップが契機になりました。議員インターンシップ募集の案内が大学からあったのは、ちょうどコロナ禍で何もできなかった時期。授業はオンラインでしたし、サークル活動も何もできないという状況でずっと家にいましたから、何かしなければダメだという思いで参加を決めました。
インターンシップ中は、1人の北海道議会議員の方に付いて勉強会や委員会の傍聴などを経験し、ほかの議員の方も含めてこれまで知らなかった幅広い話をお聞きする機会になりました。この経験から政治や経済に興味が芽生え、自分も行政の場に加わりたいと考えるように。さらに、自分でもニュースや本などでいろいろな情報に触れていった結果、生まれ育った北海道で人の役に立ちたいという思いが固まり、北海道職員を目標に据えました。大好きな北海道のための政策や事業に、いつか自分が先頭に立って取り組みたい。この気持ちを持ったことで公務員採用試験に向けて努力し続けられましたし、採用いただけたのだと思っています。これからは北海道職員として、魅力を広く発信し、北海道をもっと知って、楽しんで、好きになっていただけるよう頑張っていきます。そして、子どもたちが夢や希望、目標を持ち、「北海道に生まれて良かった」と思える社会にしていけるように、知識と経験を積み重ねながら業務に取り組んできたいと思っています。

間違いなく、人生で一番勉強をした。

公務員採用試験対策を本格的に始めたのは、3年次の夏休み明けから。主体的に動いて情報を集め、計画を立てて準備していきました。勉強の方法は人それぞれだと思いますが、僕の場合は勉強のための時間をできるだけ確保したのがポイント。講義の空き時間はもちろん、アルバイトを辞めたり、通学の電車内の30分も有効活用したり、勉強に全力を傾ける態勢にしました。電車内で取り組んだのは、文章問題。試験では1問を3~4分で解かなければならないのですが、それが駅1区間分とちょうど合うので、時間内に解いて解答を確認、を繰り返しました。そうした努力を続けていくことで、どの分野も手応えを段々と感じるようになってきました。また、公務員を目指している周りの人たちがずっと勉強しているのを見て、自分もやらなきゃと触発され、特に3年次12月から試験までは、毎日朝から晩まで本当に勉強しかしていなかったですね。
合格後は公務員志望の後輩たちをサポートする公務員アドバイザーの活動を始めました。現役合格の4年生有志で、後輩に向けた相談会や模擬試験などを運営。僕はこの活動を知らず、利用することができなかったので、周知活動にも力を入れています。後輩と接していると1年前の自分を見ているようで、いろいろ心配な気持ちがよく分かります。僕の経験はあくまでも参考として、その人に合ったやり方で進んでいく手助けができればと思います。公務員志望者を手厚くサポートしてくれるこうしたさまざまな取り組みがあるから、学園大は公務員に強いといわれるのだなと実感しています。

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