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05 2024

<勤務先/NTT東日本-北海道> 未来の当たり前を創り出す仕事。 それが、私たちのやりがい。

経営学部1部 経営情報学科 新堀 悠哉 札幌英藍高校

札幌と東京での研修や現場OJTを終え、ソリューションエンジニア兼DX推進担当として社会人1年目のスタートを切った新堀さん。在宅業務を中心としながらも、時に夜間のシステム点検や猛吹雪の中で工事に立ち会うこともある担当業務や、社会人としての心がけについて聞きました。

第一志望の会社に入社して。

ソリューションエンジニアとして手がけているのは、自治体様のネットワーク構築やクラウド技術を活用した業務環境の構築、大型公共施設システム保守業務が中心です。まずはお客さまの要望を要件定義としてまとめ、同意をいただいた後に設計書を作成します。次に機器を調達して構築し、その後の保守まで対応します。これらの工程は弊社だけでできるものではなく、グループ会社や協力会社の力を借りて成し遂げます。そのため、お客さまを含めた企業間の調整や工事の安全管理なども、元請けの私たちにとっての大切な仕事です。

なによりの魅力は、「次の時代の“当たり前をカタチにする”仕事に携われること」だと思います。例えば、私の担当している仕事の中に現在の環境をすべてクラウド化して、どこでも働ける環境に変化させることを目標にしている自治体のお客さまがいらっしゃいます。この試みは全国でも珍しく、他の自治体からも注目されています。つまり、この取り組みが成功して他の自治体も同様に実施した場合、それが次の時代の“当たり前”になるのです。現在はその検証実験作業を担当していますが、先輩方と協力して徐々にカタチにしていることに大きなやりがいを感じています。

3つのマイルール。

社会人として意識しているのは、「凡事徹底」と「ご縁があった人から1つのことを必ず学ぶこと」、「10分考えても分からないならわかる人に質問すること」です。1つ目の凡事徹底は「当たり前のことを徹底的にやり抜くこと」を意味する言葉ですが、私はこれがとても難しいと感じています。人は焦ると普段は当たり前にできていること、例えば「報連相」や小さなミスの回避などができなくなってしまうものです。そんな時でも普段通りの結果を残し続けられることは、一種の武器であると考えています。この武器を持っている人は信頼が厚く、私も一緒に仕事をしたいと感じますので、自分自身もそうありたいと努力しています。2つ目は、どのような人からでも学べることが1つ以上あると考えており、ご縁をいただけた方からはどんなに小さなことでも必ず学ぼうと意識しています。学んだことすべてを闇雲に取り入れるのではなく、自分のポリシーに合うものだけを取捨選択することが大事です。最後は、社会人になると「自分で調べてから質問をしなさい」と言われるものですが、これを言葉通りに守っていると永遠に仕事が終わらないことに気がつきました。そのために限度を設けて、スピーディな業務遂行ができるように心がけています。とはいえ時間が来たから質問に行くのではなく、どこまで理解しているかを整理した上で自分なりの仮説を持って伺うようにしています。

これから入学される皆さんは、4年間という時間を、社会に出るまでの猶予期間として浪費せず、将来、自分がどうなりたいか考える時間にしてください。ぜひ、入学前に未来の自分を思い浮かべながら、4年間をどう過ごすのか考えてみることをお勧めします。

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