失敗してもいい。 その姿勢が 成長のカギに。
「流ちょうに英語を話せるようになれたら」。そんな希望を持って英米文化学科に入学した西村さん。入学時に受けたTOEICの点数は350点。そこから奮起して1年半後には815点を取得しました。また、インターンシップを通して「失敗を恐れない姿勢」を学び、今はさらに英語力を鍛えるために、さまざまな活動をしています。
海外の人たちと交流し、間違えを恐れない姿勢が身についた。
フィンランドに住んでいる叔母の影響で、自分も流ちょうに英語を話せるようになりたいという漠然とした憧れがあり、英米文化学科に入学しました。でも、高校まではサッカーに熱中していて、正直、英語は好きでしたが得意とは言えませんでした。大学に入学してから最初に受けたTOEICのスコアは350点ぐらい。そこから、講義や参考書を中心に図書館で独学で対策を行い、1年後の試験では700点、さらに半年後に815点までアップしました。
また、英語を学ぶ上で、ニセコのホテルで行った1カ月間のインターンシップも大きな経験になりました。最初は2年次にゼミの先生からの紹介で行きました。そこで働いているスタッフの8割は外国人。共通言語は英語です。仕事を教えてもらうのも、英語を使ってのコミュニケーション。最初は聞き取るだけで精一杯で言いたいことも言えず、間違ったらどうしようという恐怖から、なかなか積極的に話すことができませんでした。
それでも拙いながらも会話を重ねるうちに、たとえ単語や文法が間違っていても相手は理解しようとしてくれていることがわかり、次第に間違いを恐れる気持ちが薄れていきました。結果的には自分から積極的に話しかけることができるようになり、英語を習得する上で一番大切なのは「失敗を恐れない姿勢」だと学びました。
3年生になって、今度は自分で手配してニセコのホテルで再度インターンシップを経験しました。1年前の反省点を克服し、より積極的にさまざまな国から来ている人たちとコミュニケーションを取ることができました。伝わらないこともたくさんありましたが、英語は下手でもたくさんの外国人と交流できたのは大きな収穫でした。
僕はアニメや食など日本のカルチャーが好きなのですが、そういう日本にしかない魅力を日本語教師として世界のい人たちに伝えていくのもいいなとインターンシップを通して思えるようになりました。この経験が将来の選択肢を広げてくれたように感じますね。今はさらに英語力を鍛えようと、オンラインで英会話を学んだり、英語のボランティア活動をしたりしています。
学費、雰囲気、時間の使い方…。2部を選んでよかった。
北海学園大学の2部を選んだのは、高校時代の先生が本学の卒業生でお話しを聞き興味を持ったからです。兄弟が多いので、学費で親に負担をかけたくなかったというのもありました。最初は夜間に通うことに少し抵抗がありましたが、実際に入学してみるとすぐに慣れて、今では2部の方が自分に合っていると思っています。
平日は日中に週3日ほどカフェでアルバイトをしており、仕事が終わったら大学で夜9時まで講義を受けます。帰宅して食事を済ませたら、11時か12時には就寝。勉強に集中している時期は、少し机に向かうこともあります。アルバイトのない日は朝9時から大学の図書館で勉強することが多いかな。2部でも授業の内容は1部と一緒なので、学びの質も高くてすごく満足です。日本語教師の資格取得に必要な授業は、1部の時間帯に受講することもあります。1部は学生の人数も多くて、構内もにぎやか。その雰囲気も大学らしくていいのですが、静かで落ち着いた感じで勉強できる2部の雰囲気も好きです。好きなことを勉強し、自分の世界を広げるのに、1部も2部も関係ないですね。僕は2部を選んで本当によかったと思っています。
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