法学部 FACULTY OF ECONOMICS

白か黒かでぶった切れるようなもんじゃない。

法律も政治も四角四面なもの?いいえ、実はナマモノ。
10人いれば10通りの見解があり、1つひとつを論理的に判断していかねばなりません。
知識とするどい思考力、問題解決能力を学び、ワガモノにしてください。

法学部の強み

  • Strengths01

    3人に1人が
    卒業後は公務員に

    公務員に必要性の高い科目を選択して学べる上、学内でも公務員講座やガイダンスなど公務員就職支援プログラムが充実。法学部では卒業生の3人に1人が公務員になるという高い合格実績を誇ります。

  • Strengths02

    司法書士・社会保険労務士の
    国家試験対策講座

    「司法書士」「社会保険労務士」の国家試験対策を行う講座「池田粂男記念法職講座」。本学教員と本学OB実務家が、大学の講義がない時間帯を利用して試験重要科目を徹底指導していきます。

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  • Strengths03

    英語のみで過ごす
    「English‐Only Camp」

    1年生をメインに参加をつのり、ネイティブスピーカーの講師と共に英語漬けの4日間を過ごすプログラム。すべての活動に英語で取り組み、学生同士の会話も英語。英語スキルの進化が実感できます。

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データで⾒る法学部

  • 在籍者数(2023年度)

    在籍者数(2023年度)
  • 男⼥⽐(2023年度)

    男⼥⽐(2023年度)
  • 現在までの卒業⽣数(2023年度)

    現在までの卒業⽣数(2023年度)
  • 専任教員数(2024年度)

    専任教員数(2024年度)
  • 就職率(2022年度)

    就職率(2022年度)

    ※1部の就職希望者を基に算出

  • 学部開講授業数(2024年度)

    学部開講授業数(2024年度)

    ※1部の学則別表を基に算出

合格者の平均点/合格点(2024年度選抜)

⼀般選抜

1部

2/11試験

300点中

平均点191.21

合格点161.76

2/12試験

300点中

平均点183.74

合格点157.09

2部

2/11試験

200点中

平均点108.65

合格点81.17

2/12試験

200点中

平均点109.88

合格点84.88

⼤学⼊学共通テスト利⽤選抜Ⅰ期

1部 A⽅式

500点中

平均点381.8

合格点346.8

1部 B⽅式

400点中

平均点306.1

合格点283.0

⼤学⼊学共通テスト利⽤選抜Ⅱ期

1部

600点中

平均点476.9

合格点435.6

2部

600点中

平均点394.8

合格点324.0

各選抜ごとの⼊学者数(2024年度選抜)

※学部単位で算出

⼊学定員
255
⼀般選抜
135
共通テスト利⽤選抜(Ⅰ期Ⅱ期)
37
指定校制
94
併設校
34
⼊学定員
180
⼀般選抜
98
共通テスト利⽤選抜(Ⅱ期)
9
指定校制
44
併設校
4
社会⼈(Ⅰ期)
4
課題⼩論⽂
40

取得できる資格・⽬指す資格試験

取得できる資格

  • 教育職員免許

    • 中学校教諭1種(社会)
    • ⾼等学校教諭1種(地理歴史、公⺠)
  • 司書

  • 司書教諭

  • 社会教育主事(1部のみ)

  • 学芸員(1部のみ)

法学部⽣が
⽬指す主な資格試験

  • 司法試験

  • 司法書⼠試験

  • ⾏政書⼠試験

  • 公認会計⼠試験

  • 税理⼠試験

  • 不動産鑑定⼠試験

  • 弁理⼠試験

  • 社会保険労務⼠試験

  • 宅地建物取引⼠試験

  • 法学検定試験 など

就職実績データ※2022年度卒業⽣

法学部の就職率
93.31%

※1部の就職希望者を基に算出

業種別就職状況

業種別就職状況

本社所在地別就職状況

本社所在地別就職状況

主な内定先(2020〜2022年度卒業⽣)

北海道銀⾏/ホクレン農業協同組合連合会/イオン北海道/明治安⽥⽣命保険相互会社/北海道信⽤⾦庫/⼀条⼯務店/⽣活協同組合コープさっぽろ/北洋銀⾏/セイコーマート/北海道旅客鉄道/常⼝アトム/ツルハ/スズキ⾃販北海道/トヨタカローラ札幌/北海道信⽤農業協同組合連合会/リコージャパン/⽇本年⾦機構/ダイイチ/北海道労働⾦庫/北ガスフレアスト/北海道コカ・コーラボトリング/国家公務員⼀般職/北海道職員/国税専⾨官/札幌市役所/北海道警察/裁判所職員⼀般職/札幌市消防/国⽴⼤学法⼈等職員/⼩樽市役所

法学部の学び⽅

1年次は全員が法律と政治学の基礎を学びます。その上で法律と政治のどちらが⾃分の関⼼や⽬的に合っているかを考え、2年次以降に所属する学科を選択します。

1年次

  • 基礎教育演習
  • ⼊⾨講義
    アカデミック・スキルズ、
    法学⼊⾨、政治学⼊⾨
  • 基礎講義
    憲法Ⅰ、⺠法Ⅰ、現代政治学

学科選択

1年次末に修学⽬的、適性、関⼼等にしたがって、
2年次以降の所属学科を選択

2年次

3年次

4年次

  • 演習Ⅰ
  • 演習Ⅱ
  • 演習Ⅲ・卒業研究

2年次からは「法律学科」「政治学科」に分かれて専⾨的な知識を段階的に積み上げ、リーガルマインド(法的思考)やクリティカルシンキング(批判的思考)を養い、⽬指すキャリアへと近づきます。

法律学科は、基本的な法律学の科⽬を網羅し、法律学の知識のみならず法的感覚や思考⽅法を習得します。「公務員講座」「法職講座」など、キャリアを意識したサポート体制も充実。法曹を⽬指す学⽣には、⼀定要件を満たすことで3年で早期卒業し、北海道⼤学法科⼤学院に論⽂試験なしで⼊学できる「法曹養成プログラム」も⽤意しています。

おもな学びのモデル

法律専⾨職
基本的な法律科⽬を満遍なく学習する必要があります。授業のほか、司法書⼠と社労⼠の国家試験に向けた「法職講座」を開講しています。
公務員
国や地⽅⾃治体の⾏政を担う公務員は、法律に基づき⾏政活動を⾏います。憲法、⾏政法、刑法、⺠法、労働法などの知識が必要とされます。
⺠間企業
コンプライアンス(法令遵守)が重視される今、法律の知識は強い味⽅になります。⺠事訴訟法や労働法、国際私法などが将来に⽣きます。
経営・起業
企業の⽴ち上げと健全な存続には、法律の知識や法的感覚が不可⽋です。⺠法や商法、経済法などを熟知することは起業の強みになります。

上記のカリキュラムでの成⻑データ

思考⼒の経年変化

北海学園⼤学法学部⽣の平均

  • 思考⼒総合
  • 批判的思考⼒
  • 協働的思考⼒
  • 創造的思考⼒
北海学園⼤学法学部⽣の平均

※当⼤学調査(法学部1部 4年⽣ 158名)

全受検者平均

  • 思考⼒総合
  • 批判的思考⼒
  • 協働的思考⼒
  • 創造的思考⼒
全受検者平均の平均

※株式会社ベネッセ i-キャリア「GPS-Academic」全受検者集計による。(2023年5⽉末までの受検完了者 4年⽣ 13,000⼈)

モデル時間割

1部 AM9:00

3年次1学期

1限

民法V
民法V

2限

知的財産法I
商法II

3限

国際法
商法II
民事訴訟法II

4限

租税法I

5限

演習II
企業法務I

2部 PM5:50

2年次2学期

1限

中国語基礎IV
民法IV
公共政策論
行政法I
刑法II
憲法II

2限

行政法I
刑法II
商法I
演習I
民法IV
公共政策論

政治学科は、複雑な政治に潜む問題点を発⾒し、その背景を多⾓的に分析できる能⼒を⾼め、⾃⽴した社会⼈として育つことを⽬指します。ベースとなるのがクリティカルシンキングです。物事を鵜呑みにせず批判的に考えるスキルで、政治に関する学びを通して、疑問を残さずに整理し、⾏動の指針を⾃ら作る⼒を養います。

おもな学びのモデル

政治学基礎講義
私たちの⽣活に⼤きな影響を及ぼす政治現象を理解するには、政治学上の基礎的知識が必要です。「政府と市⺠」「中央と地⽅」「国際社会と国家」など、複数の視点を通じて政治学の基礎を学び、政治的な課題にアプローチします。地⽅⾃治体が抱える課題の分析から⾃治体の活動を考える地⽅⾃治論をはじめ、⾏政学、国際政治学、公共政策論、政治過程論などを学びます。
政治学専⾨講義
基礎講義の内容を踏まえて、複雑な政治情勢を読み解く⼿法や政治社会が経てきた過去を学びます。住⺠、国⺠、⼈類の⼀員として、さまざまな利害の対⽴、調整の様相を正確にみる⽬を養います。⽇本政治史、政治思想史、国際公共政策、ジャーナリズム論、北海道政治・⾏政史などを学びます。
政治学応⽤講義
政治学上の重要なトピックスについて、さらに専⾨的な学びを深めます。学問的な議論の最前線に触れ、現代社会における課題の発⾒や解決につなげる⼒を育みます。⽐較政治経済学、⾃治体職員論、⽇⽶関係論などのテーマがあります。

上記のカリキュラムでの成⻑データ

思考⼒の経年変化

北海学園⼤学法学部⽣の平均

  • 思考⼒総合
  • 批判的思考⼒
  • 協働的思考⼒
  • 創造的思考⼒
北海学園⼤学法学部⽣の平均

※当⼤学調査(法学部1部 4年⽣ 158名)

全受検者平均

  • 思考⼒総合
  • 批判的思考⼒
  • 協働的思考⼒
  • 創造的思考⼒
全受検者平均の平均

※株式会社ベネッセ i-キャリア「GPS-Academic」全受検者集計による。(2023年5⽉末までの受検完了者 4年⽣ 13,000⼈)

モデル時間割

1部 AM9:00

3年次2学期

1限

政治思想史

2限

日本法制史
日本法制史

3限

国際機構論
比較政治学
政治思想史
比較政治学

4限

比較政治経済学
地域研究

5限

演習II
北海道政治・
行政史II

2部 PM5:50

2年次1学期

1限

西洋政治史
行政学
政治課程論
憲法II
ミクロ経済学I
地理学

2限

憲法II
論理学I
西洋政治史
演習I
行政学
政治過程論

法学部の先輩に聞く

⼤学教育への満⾜度

  1. 1

    就職・進路⽀援

  2. 2

    カリキュラム

  3. 3

    留学・国際交流⽀援

授業の役⽴ち度

  1. 1

    ⽂章作成⼒

  2. 2

    論理的・批判的思考⼒

  3. 3

    情報リテラシー

※当⼤学調査(法学部1部2〜4年⽣ 654名)

後輩へメッセージ

  • 法学を学ぶことはとても難しいことなので、法学初心者でもわかりやすく講義をしてくれる法職講座に参加しておいて欲しいと思います。その経験があったので、大学の講義で様々な法律を学ぶときに苦労することなく学ぶことができました。単位認定ではないですが、ぜひ参加してほしいと思います。

  • 北海学園大学は、学びたい・頑張ろうと思えばいくらでも自由に学ぶことができる環境です。
    その一方で、とにかく楽をしたい・遊びたいと思えば、誰も止める人はいないためいくらでも怠惰な生活を送れてしまいます。
    前者の「学びたい・頑張ろう」という気持ちを大切にして、日々勉学に励んでください。
    4年後に「もっとまじめにやっていれば…」と後悔することのないよう、大学生活を送ってほしいと思います。

  • 私は法律学科・政治学科双方の卒業要件を満たしました。法学部はどちらの学科に行ってもやることは変わらないと思います。強いて言うなら法曹養成プログラムに入らない限りは政治学科に行った方が得です(卒業要件の観点、2年次の専門科目は全て4単位で一般科目が取れなくなり、結局他方の学科の講義を取る事になるため)。また、法曹養成に入っても基本七法に時間を割く事になり、労働法、国際法、国際私法、基礎法学など独学では厳しい分野を勉強しないまま卒業してしまうので考えた方がいいです。4年間で法律を学び切ることはできません。楽単に囚われず興味のある科目を取って自分の将来に繋げていただければと思います。

  • 大学は自分と違う価値観を持った人が沢山いる場所です。自身の価値観を広げる場として活用してみてください。

  • 何をするにも情報収集力が必要なので、沢山の人と交流する機会を作るべきである。

  • ゼミでも部活でもいいので何かしらコミュニティに所属して人と関わりを持った方がいい

  • 学業のみならず興味あることは時間のある大学生のうちにやっておいた方がいい

  • できるだけ多くの人とコミュニケーションをとり、できるだけ様々なの種類の経験をすることが成長につながると思います。

  • 見栄をとって人に迷惑をかけないよう綱渡りするより、学費分の迷惑はかけてやるくらいの強気でやりたいことに取り組んでいいと思う。大半の人に家族がいると思うので、卒業後の進路は自分の好きに決められません。なのでせめて大学の4年間は他人に遠慮せず自分のためだけに費やしてほしいです。

  • 部活と勉強の両立は難しいが、何か目標を大学の初めに決めておくと、自分のやりたいことをはっきりさせることができると思う。

  • 自宅にこもらず、精一杯大学という施設、そこに関わる学生や先生など、とにかくフル活用して外にいる時間を増やして欲しいです。私たちは、大学に行きたくても行けなかったことの方が強く印象づけられているため、もっと色々な人に関わって、自分を成長させていって欲しいと考えています。

  • 積極的に人と関わろうとすることが一番大事です

法学部教員の紹介

神元 隆賢

神元 隆賢KANMOTO Takayoshi

研究テーマ
刑法と⺠法の交錯する諸問題についての研究/共犯論/財産犯
教育・研究への取り組み
刑法は、国家が犯罪者に刑罰を与えるという強⼒な強制⼒、権⼒性を有する法であるが故に、あらゆる問題について激しい学説対⽴を⽣じる。
その議論は概念論を中⼼とし、極めて複雑な理論が展開されることが多い。しかし、1200字程度の答案構成に⽤いることのできないような⻑⼤複雑な学説は、どこかで無理をしているのではないか。学者間であればともかく、本来刑法が対象とする市⺠を納得させるのは困難ではないか。以上の観点から、私は、刑法上の諸問題の研究、教育について、法解釈技術を最⼤限駆使しつつもなお理解しやすい理論の展開を⼼がけている。
津⽥ 久美⼦

津⽥ 久美⼦TSUDA Kumiko

研究テーマ
⾰新的な開発資⾦調達、国際的租税回避問題、グローバル・タックス・ガバナンス
教育・研究への取り組み
なぜ貧しい国へ⼗分な開発資⾦が⾏き届かないのか。国境を超えて逃げていく資⾦に諸国家はいかに包囲網を張り巡らすことができるのか。そのような国家とカネの問題に対処するグローバル・ガバナンスの構想や実践について研究をしてきました。国際社会やグローバル化というと遠い世界のようにも思えますが、実はいたるところで私たちの⽣活に関わりがあります。他の国の問題が、⾃分の暮らしにどのように関係しているのか。国境を超えて拡散するさまざまなリスクに、私たちはどのように対処していけるのか。これらの問題を、「Think Globally Act Locally(地球規模で考え、⾜元から⾏動する)」という観点から考え、実践していけるような授業・ゼミを⽬指します。

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  • 学部報
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受験に関するお問い合わせ

⼊試部⼊試課
0120-86-2244
窓⼝受付時間

平⽇ 9:00〜16:00(12:40〜13:40を除く)

⼟曜 9:00〜12:40

OPEN CAMPUS オープンキャンパス 2025.3.22 SAT 開催決定! 詳しくはこちら

政治学科に入り、現代日本における課題や世界情勢、世界における日本とは、などを学び、自分でも、問題解決にあたり、どうすれば良いか、という、課題解決の視点が身に付いたと思い、その部分で成長するきっかけを得たと思います。

経営者や政治家の公演やディスカッションを通して、あらゆる方面に人脈があって損はないと実感した時。

自分で文章を生み出すのは成長につながると実感しました。学部4年で初めて政治学の論文を書いたのですが、本を読むだけでは表面的な理解しかできないことがよくわかりました。

法律を中心に学んだことは公務員試験において大きく役に立ったと思います。

政治学科だったが、法律科目ばかりとっていた事から法律については詳しくなり、司法試験を受けようと感じるなどキャリアアップに繋がるようなことができたこと。

ゼミナール活動で行ったプレゼンテーション発表を通じて他者に物事をうまく説明することができた。

2.3年で所属した瀬川ゼミ。
毎週のゼミ課題をこなしたことと、判決文を読んで自分の考えを持つことで思考力がついたと思う。

高校時代と比較して関わる人の量が急増したため、周囲の人からの刺激は私の成長に大きく作用したと考える。

三段論法に則って論述する場面が多くあったため、論理的思考力、問題提起・解決力がとても身についたと感じた。

法職講座。色んな法律の世界、それを支える職業をしれたのがとても大きかったです。