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19 2020

工学部生も留学できる制度があります。 思い切って行ったら、「自分」が変わった!

工学部社会環境工学科2年 蔵重 夏生 北海道札幌西高校出身 韓国・大田大学校/学生交換事業(派遣)・夏期海外研修参加

 大学生になってから意識し始めた「チャンレンジ精神」。
アルバイトや韓国への語学研修はもちろん、
日常のちょっとしたことでもチャンレンジしてみると
こんなに学べることが増えるんだ!
そう蔵重さんは実感しています。

 ものづくりが好きでここへ。山鼻キャンパスも気に入っています

子どもの頃から好きなものづくりができる工学部に、憧れがありました。進学して何がしたいかと考えると、機械系に建築系、デザインにも興味があったのでかなり迷いましたが、街づくりという方向性が定まって、環境的なことにも携われる社会環境工学科を選びました。
1年次はできるだけ授業を取っておいた方がいいと聞いていたので頑張りつつ、あまり詰め込みすぎて全体的にダメになってしまわないように、バランスも考えて時間割を決めました。工学部の場合、2年次から山鼻キャンパスに移りますが、環境が変わるのはむしろ楽しみでした。豊平キャンパスに比べて落ち着いた感じも好きですし、実験施設などがそろった工学部だけのキャンパスで学べるというのもいいなと思っています。

 韓国へ語学研修に。チャレンジすることで得られるものは大きい!

もともと臆病というか慎重で、高校まではチャンスに恵まれても、やめておきますという感じでした。でも、大学でいろいろな人の話を聞くようになって、なんでもいいからやってみようかなというチャレンジ精神が芽生えました。それで、韓国・大田大学校での20日間の語学研修プログラムがあると授業を通して知り、1年次夏に思い切って参加しました。そもそも韓国・朝鮮語の授業を取ったのも、新しいことをやってみようという気持ちからでした。
滞在中の寮生活も不安でしたが、一緒に生活しているとあっという間に打ち解けて、最初の不安がウソのように楽しくて笑。サポートスタッフの現地学生も、すごく丁寧に優しく接してくれました。日韓関係について報道などはいろいろあるけれど、個人の意見はまた違っていて、実際に行ってみないと分からないことがあるというのは本当なんだなと実感しました。必要に迫られるので、授業では体験できない速度で語学力が伸びると聞いていましたが、それもその通りでした。

 環境問題も考えた街づくりができるエンジニアを目指して

新しいことに挑戦してみるようになって、ささいな部分ですが自分が変わったなと思います。留学やアルバイトもそうですが、日常的なちょっとしたチャレンジでも、怖いとか不安とかいう気持ちを少し乗り越えてみるだけで、こんなにいろいろなことを学べるのか、こんなに世界が変わるのか、という驚きがあります。
韓国へ行ったことでもKPOPなどに興味が広がり、学部の違う友達もできて、良かったことばかり。今まで臆病だったのは、もったいなかったですね。土木系の仕事は、長く残るものをつくれるのがすごくいいところ。将来的には、環境問題と密接に関わった街づくりができるエンジニアになりたいと思っています。専門科目が増えたのでいろいろ学んで経験もしながら、具体的な道を考えていくつもりです。

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