03
31 2023

<国際交流/カナダ> 大学時代にしかできない長期留学。 世界中の人と友達になれた。

人文学部1部英米文化学科4年 鷲見 知也 北海道旭川南高校出身

4年次になってから8カ月間、大学のプログラムを活用してカナダのレスブリッジ大学に留学した鷲見さん。語学力の向上を目指すのはもちろんのこと、持ち前のバイタリティを発揮し、「世界中に友達をつくる」という目標を立てて臨みました。

とにかく英語が好きだった。

中学時代に一度、アメリカに1カ月ほど留学したことがありました。その時は、ほとんどジェスチャーだけでコミュニケーションを取っていた感じで、英語力の足りなさを実感し、帰国してから英語を猛勉強しました。学園大の英米文化学科に入学したのも、英語を徹底的に学ぼうと考えて。大学4年間のうちに、また留学をしたいと思っていました。留学は民間の代理店で申し込むことを考えていたのですが、大学にカナダ・レスブリッジ大学への留学制度があり、一定水準以上の英語力があれば応募できることを知って、これに臨もうと。費用に関して大学の補助があるのも魅力でしたし、レスブリッジには日本人も少ないと聞いて、英語をしっかり勉強するにはうってつけの環境だと感じました。以来、いっそう英語の勉強に力を入れ、卒業論文以外、卒業に必要な単位は3年次までに取り終え、4年次4月からの留学に備えました。

カナダではホームステイをし、朝から午後3時までは大学の授業に出席、その後は大学で知り合った友達と話したり、食事に行くといったスケジュールで過ごしていました。前期の授業はほとんどが英語力アップを目的とした内容で、割と余裕があったのですが、後期に入り、地元の新入生たちに交じって社会学や宗教学など専門科目の講義を履修するようになると、さすがに予習・復習で忙しくなり、時には夜10時まで大学の図書館で勉強するなど、結構ハードな日もありました。ただその一方で、大好きな英語に没頭できる充実感を得ていたのも確かです。

夢は世界を舞台に活躍すること。

8カ月という長期留学の収穫は、第一に揺るぎない英語力を習得できたことですが、もう一つは、友達やホストファミリーと交流を深められたことです。勉強の合間を縫って、友達の誕生日パーティーとか、ハロウィンやクリスマスのパーティーに参加するなど友達の輪を広げることができました。カナダ人の友達はもちろん、ブラジル、ドイツ、ウクライナ、ナイジェリア、フィリピン、韓国、インドなど多様な国の友達ができました。ホストファミリーとアメリカのアイダホ州に車で旅行したことも大切な思い出として心に残っています。2日間、遊園地やプールで遊び、夜はビリヤードをしたり、美味しい食事を楽しみ、盛り上がりました。留学の目的の一つに掲げた、「世界中に友達をつくる」というのがこれで実現できたかなと。友達やホストファミリーとは、帰国後も連絡を取り合っています。

留学中にオンラインで取り組んだ就職活動も、無事に面接をクリアし、希望する企業から内定をいただくことができました。就職する企業では、将来的に海外支社勤務を視野に入れています。留学で得た英語力や世界中の人と関わることで磨いたコミュニーション能力を生かして、世界を舞台に活躍したいと考えています。

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