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29 2020

いろんなことや人に出会える大学。 好奇心を原動力に世界を広げています。

法学部1部法律学科3年 藤川 駿佑 北海道札幌白石高校出身

4歳からピアノを習い音楽の世界に
進むことも考えたという藤川さんは、
人一倍好奇心旺盛で新たなチャレンジに積極的。
学部の違う人や学外の人と交流したり、
パソコンやデザインを楽しんだり。
着実に世界を広げています。

深く学べて、社会スキルも磨けるゼミが気に入っています

高校で政治・経済、特に政治分野の勉強に興味を持ったことから法学部に進学しました。政治における権力の仕組みや、社会的弱者が生まれる理由、公平とは何かを論理的に追求する考え方など、法学部の学びには関心を引かれる事柄がすごく多い。期待通りの奥深い勉強ができていることに、やりがいを感じています。
2年次からは法律学科を選択しました。岡本先生の経済法ゼミに所属し、カルテルや談合といった、主に企業の独占禁止法に関する事例を学んでいます。岡本先生は文章の書き方についてもていねいに指導してくださるので、その面でも鍛えられています。レポートを書く時は「論点への検討はきちんとできているか」と強く意識し、客観的に自分の文章を見るようになりました。メンバーが7人と少人数のゼミなのも気に入っています。みんなが発言しやすく、いつも意見が活発に飛び交い、なるほどと思うことも度々で、自分にはなかった視点を発見することがよくあります。

メディアで耳にすることが身近に感じられるように

履修科目は、好奇心のままに選んでいます。その一つが「知的財産法」。アイデアとか発明とか、目に見えない「無体物」の価値を法的にどう扱うか、以前から興味がありました。
実際、特許が認められている食品製造の方法を、他企業が真似て損害補償を命じられた裁判例を教わって、他にどんなケースがあるのかと好奇心が刺激されました。この授業でこれから扱うのが著作権法なのでですが、音楽にはひとかたならぬ関心がありますし、どういうことが学べるのか楽しみです。

イメージを形として表現するのが面白い

講義時間以外でもいろいろなことにチャレンジしています。アルバイトは今年の春からテレビ局で社員の方々の日常業務のサポートを担当。加えて、大学生協で新入生向けPC講習会の講師も務めました。サークルはジャズ研究会とフリーフォームレスジャズオーケストラ(ビッグバンド)に所属し、両方でピアノを担当しています。特にジャズ研究会は僕にとって大きな存在。このサークルは他大学や団体との交流が盛んで、おかげで交友関係が広がりました。仲間とは休日に泊りがけで稚内や知床までドライブしたり、しっかり楽しんでますよ。
また、大学生になってデザインの勉強も始めました。高校で新聞局に所属していて紙面レイアウトに興味を持っていたので。最近では友人のつながりで一般の劇団から依頼を受け、公演のポスターやフライヤーの制作を手がけています。そこから劇団との関係が深まり、その劇団で初めての試みとして、劇中音楽の生演奏をしたことも。音楽もデザインも、頭の中のイメージを形として表現することに面白さを感じています。将来のビジョンはまだ明確に見えていないですが、今は何でもやってみて、経験して、いつか何かを創造する仕事に就きたい、表現する人間になりたいと思っています。

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