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25 2020

ゼロから学び始めた「建築」が 今、めちゃくちゃ面白い!!

工学部建築学科3年 髙﨑 菜々美 北海道小樽潮陵高校出身

その魅力に強く引きつけられ、髙﨑さんの毎日のメインになっているのは「建築」。授業や課題制作だけでなく、アルバイト、建築巡りなども通して学び、考え、さらに人とのつながりも広がって、「楽しいです!」。

この道で頑張ろうと決意して入学。想像よりはるかに楽しい!

建築の意匠、環境、構造などさまざまな分野を学べるのがこの建築学科の良さ。私は特に意匠が好きです。建築についてゼロスタートだったので、意匠の分野があることを入学後に知り、めちゃくちゃ面白いじゃん!ってなりました。中学では美術部でしたから、デザインなどの道にも興味はありましたが、職業として現実的ではないなと思い、もう少しちゃんと安定した道をとここに入ったんです。建築は専門性が高いので、この道でやっていくんだという決意も入学時にしました。自分に合うかどうかは分からないけれど、とりあえず頑張ろうと。それが結果的に、自分の興味と安定した道が融合したものだったわけですから、もう感動(笑)。ここに来て良かった、ここに来る運命だったんだなと思っています。

興味をどんどん深められたのは、先輩が道筋を示してくれたから

建築学科は、4年次の卒業設計用の模型作りなどを後輩が手伝う機会があります。私も1年次から手伝うようになり、いろいろな学年の先輩と知り合うことができました。建築にすごく熱い先輩たちの議論を聞いているだけで、勉強になります。先輩・後輩を超えたつながりだと思える、本当いい先輩とも出会えました。建築への興味はあっても一人では動けなかったので、先輩が道筋を示してくれたおかげで知識や経験を増やすために行動できるようになり、周りの影響も受けてさらに興味が強まっていきました。設計事務所でのアルバイトも、先輩と一緒。学校では学べないことを知れるし、自分にどんなタイプの仕事が合っているか考える上でも役立っています。建築を見る目線が学生とは全然違い、本当に細かいところまで見て考えているのも興味深い。社会人になると、きっとまた新たな建築の楽しみがあるんだろうなと思わせてくれます。

設計課題が終わる度に思う。「次こそうまくやってやろう」

設計課題に取り組んでいる時の”建築学生感”が好きです。発表した課題に対する先生たちからの講評はまっとうなことばかりで勉強になりますが、厳しいことを言われるともちろん落ち込みます。でも、課題は次々とやってくるので、感傷に浸っている暇はあまりないんです。へこんでも、それは1回置いて切り替えですね。次に生かそう、みたいな。1年次より2 年、3年と成長しているとは思います。ただ、いろいろ知ってしまったからこそ、不自由しているなとも感じます。課題が出る度に、自分の取り組み方や考え方は変わります。苦しい。でも面白い。次こそうまくやってやろう、いつもそう思っています。先輩や友人と建築を見て回ることもあります。2年次の夏休みにはトマムや帯広へ。札幌市内にもすごくいい建築があります。街を歩くだけで楽しくなるんですよ、建築をやると。思えば今の私の毎日は、建築がメインですね。

工学部建築学科3年 髙﨑 菜々美 北海道小樽潮陵高校出身
 

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