「法律」はきっと面白い。 はじまりの予感が、今の自分につながっている
「法律のことはよく分からないけれど、面白そう」。それが、高﨑さんが法学部を選んだ入り口でした。実際に学んでみるとやっぱり面白くて、就職は企業の法務部門を目指したいと考えているほどです。
法律は、自分を守る道具にもなる。
高校の時に進路を理系から文系へ変更。何を学ぼうかと考えた時、法律が一番ロジカルで自分に合っているかな、よく分からないけれど面白そうだなと思いました。そもそも生活するにあたって法律は必ず関係してくるし、これから生きていく上で法律を少しでも知っていれば自分を守る道具にもなるはず。それで、法学部を選びました。2部があることも大きかったですね。授業料が1部の約半額なので、アルバイトをすれば自分で授業料を払えると思えましたから。
入学して最初のうちは、ちょっときついかなと心配になりましたが、日中はバイト、その後に大学という生活に今はすっかり慣れました。一番に大学があって、そのためにバイトをしているという順位付けを間違えないようにと親にも繰り返し言われていますし、自分でもそこは自覚して両立させています。
今、興味の中心は会社法へ。
学び始めてみると、法律はやっぱり面白かったです。法律についての知識を学ぶビフォーとアフターでは、視界が違うというか。例えば、私は今、会社法の分野に興味があるので、ニュースでパワハラとか企業買収とか聞くと、こういう状況だとしたら、こんな対処になるのかなとふと考えてみたり。以前なら気にもならなかったニュースに対して、知識があることで自分なりの意見が持てるようになりました。法律学は基礎から段階的に知識を積み上げていくものなので、学年が進むにつれて分かることや見えることが増えてきたと実感しています。レポート一つをとっても、最初の頃と今ではずいぶんと違って、意見の発信の仕方が身についたなと思います。新しい知識を得るたびに、その前の自分とは明らかに違うと分かる。ペースは遅いですけれど、少しずつ自分の興味が形になってきて、成長できているのかなと感じます。
人としても成長したいから、日々を意欲的に。
就職は民間志望です。志望する業種を決めるのではなく、会社の中で何をしたいのかと考えたら、せっかく学んだ法律の知識を使えたらすごくいいなと思いました。そこでまずは業種の縛りを無くして、企業の法務部門などを目指して就職活動をしてみようと、いろいろな企業を見ているところです。就職につながるように、日商簿記とビジネス実務法務検定を取得。宅地建物取引士やファイナンシャル・プランナーなどの資格も目指しています。大学生になってから、学内をはじめ就活やアルバイトなどでもいろいろな人と知り合うことが増え、これまでにない人とのつながりがたくさん生まれました。それによって価値観や考え方が柔軟になったりして、まだまだ浅いですけれど、自分の醸成というか、深みというか、人としての成長につながっている気がします。自分自身を成長させられるきっかけがいっぱいあるのは、大学特有の良さだと思います。
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