ハワイ研修がきっかけで 時間に対する意識が変わりました。
2部に通いながら、意欲的に新しいことに挑戦している宮北さん。ハワイで現地企業を訪問する「海外総合実習」への参加もその一つです。その経験から、効率的な時間の使い方を意識。2部の授業が始まるまでの時間は、英語力強化に活用するなど、今しかできないことを大切にしています。
「何かしなくちゃ」が原動力に。
2部を選んだ理由は、半分の学費で1部と同じ内容が学べると知ったからです。それなら、昼間の時間を別のことに活用して1日を充実させられるんじゃないかって。経営学科を選んだのは、経営学だけでなく心理学や会計など幅広いことが学べて、実践的な英語が身につけられるプログラムがあるという理由でした。その内の1つがハワイで研修する「海外総合実習」です。2年生の8月から9月にかけての3週間、この研修に参加しました。まずは事前学習として札幌にあるJTB北海道を訪問、現地ではJTBハワイ支社でお話を聞き、企業研究を行いました。最終的に日本と海外の観光における課題についてプレゼンテーションをしました。
こうした企業での研修のほか、ホームステイをしながら現地の語学学校に通いました。参加した9人の学生のうち、2部学生は私1人。ほかの8人は英語に対するモチベーションが高くて、積極的にコミュニケーションを取っていたのですが、私はぜんぜん。1年生の時、コロナ禍を言い訳にして、何もしていなかったことをすごく悔やみました。2年生になってから「何かしなくちゃ」と切り替えて、自分なりに動き始めてはいたのですが、英語に関しては完全に出遅れてしまいましたね。でも、この実習に参加したおかげで、もう一度気持ちを引き締めることができました。
時間管理で成長できたかな。
ハワイでは、「朝活」と称して、一緒に行った仲間たちとビーチ沿いのカフェでモーニングをしながら英語を勉強しました。「3週間はあっという間だから、1日1日を大切にしよう」というのが、みんなの共通する思いでした。帰国してからはより一層、時間の使い方を意識するようになり、スケジュール帳を活用してタイムマネジメントを徹底。大学の授業や課題を最優先にスケジュールを組んで、アルバイトを入れたり、毎日英語に触れる時間を作ったり、息抜きに書道をする時間を作ったりもしています。
こうして時間を可視化することで、自分の生活を見直すきっかけにもなりましたし、残りの大学生活を後悔なく過ごせるよう、時間管理能力については特に成長できているのかなと思っています。ハワイでの研修を通して、たくさんの収穫がありましたが、1部の人たちと初めて接点を持つことができ、交友関係が広がったのもその一つです。高校時代までの私は、自分で何かを決断するとか、積極的に行動するということが何一つできていなかったのですが、大学生になってからは何事にも挑戦しようと、積極的になれた気がします。
これから就活が本格化しますが、志望するのは食品メーカーです。やはり食は誰もが一生関わっていくことですし、日本が世界に誇れるものの一つ。日本の食の素晴らしさを世界に発信する仕事に携われたらと思っています。
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