公認会計士という目標へ。 2部選択の覚悟と笑顔。
高校3年の時、平尾さんは進路について大きな決断をしました。「公認会計士」の国家資格を目指すこと、大学で広く知識を身につけること。2つの目標をかなえるには、2部で学ぶスタイルがピッタリでした。
何をどう学ぶか、考え抜いて。
「将来に生かせる資格を取りたい」という気持ちを、なんとなく持っていました。でも、漠然としたイメージだけで、高校3年になっても進路がはっきりとは決まっていませんでした。まずは大学へ進んで、仕事に就いた時に役立ちそうな経営を学ぼうと北海学園大学のホームページをチェックしていたら、見つけたのが「公認会計士」という資格。よく知らなかったので調べてみると、専門職として魅力的に感じられました。これからもっとAIが活用される時代になると、資格があっても厳しくなる職業があるといわれていますが、公認会計士なら活躍していけそうだと思えたのも、目指すことを決めた理由でした。それで、日中の時間を資格試験の勉強に使おうと2部へ。高校の卒業近くになってから「私は何も知らないな、もっと勉強しておけば良かった」と痛感したので、資格のためだけに学ぶのではなく、大学も普通に行っていろいろなことを知りたいと思いました。
日中は資格のための時間に。
公認会計士の資格試験のために、2年次から通信講座の受講を始めました。日中は毎日、その映像を見ながら勉強し、時間があれば繰り返し問題を解いています。3年次に短答式試験、4年次に論文式試験に合格し、在学中に資格を取ることが目標です。ただ、難関といわれている資格ですから、もし4年次に合格できなかった場合に備えて、試験範囲に重なるところがある日商簿記検定1級も受験し、その資格を生かして働きながら公認会計士の勉強を続けていこうと考えています。簿記は大学の授業で学び始めたのですが、1年次に日商簿記検定3級を取得し、2級も目指しているところです。簿記や会計は自分に合っているようで良かったです。知識を得たり計算したりするのが面白いし、好きですね。
決めたのは自分、だから頑張れる。
資格の勉強をしながら、大学に通って、アルバイトもして、という4年間を過ごそうと入学する時に覚悟を決めました。だから平日は毎日、資格試験の勉強と大学の授業を2コマ。週末は飲食店でアルバイト。とはいえ、手を抜いちゃったり、友達と遊んじゃったりすることもやっぱりあります。でも、自分で決めたことだから、頑張って続けていきます。資格の勉強は合格が目的なので、効率良く進めることが重視されているように思います。ところが大学の勉強はそうではなく、一つのことについてもいろいろな視点から見たり考えたりして、幅広く知ることができる面白さがあります。ニュースを見ても、高校の時よりは知識が広がったかなと感じられます。いろいろなことに興味を持つようになり、本を読んだりして自分で勉強するようにもなりました。二つの学び方ができる道を選んで、良かったなと思えます。
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